「家事シェア白書2025」制作プロジェクトスタート!
12年ぶりに「家事シェア白書」の制作を開始します!

NPO法人tadaima!を起ち上げて、最初に手掛けたプロジェクトがこの「家事シェア白書」をつくることでした。右も左もわからない中、1年半ほどをかけて制作しました。このニュースレターを読んでくれている方の中にも、もしかしたら当時「100人ヒアリング」を受けたよ、という方もいるかもしれません。

あれから12年が経ち、社会も大きく変わってきました。
家事シェアが当たり前な社会に向かって進んでいる。そう思っていました。
ですが、
◉ 日本の男性の家事時間は、2016年から2021年の5年間でたった10分しか増えていません。(総務省「社会生活基本調査」2021年)
◉ 「ワンオペ育児」や「家事の押し付け合い」が原因で、SNSでは今日もどこかで炎上中。
◉「家事シェアできてる家庭」って、実はまだまだレアケース。
もちろん、男性の家事参加率は高まっているし、間違いなく「家事は女性の仕事」という価値観は時代遅れなものとなっています。
それでも、その進みはずいぶんと遅い。
このままでは、僕達の子どもたちが大人になってもまだ、家事分担が社会問題として残ってしまうのではないか? そんな疑問が頭をよぎるようになりました。
コンセプトは「家事分担の課題を、次世代に引き継がせない」
12年前に作った家事シェア白書は「夫婦の家事を家族事にする」でした。
そして、今回のコンセプトは「家事分担の課題を、次世代に引き継がせない」です。
あらためてもう一度家事分担の歴史を振り返りながら、次世代教育としての家事シェアを考えていきます。
いまの子どもたちや若者が家事育児シェアについて、どのように考えているのか。
どのような教育が、子どもたちの家事教育に役立つのか。
そして子どもたちへのキャリア教育において家事シェア教育が欠かせない要になることを、どう伝えていけばいいのか。
そんなことを白書制作を通して考え、提示していきたいと思っています。
noteメンバーシップで、白書制作のプロセスを公開します!
まだ、これから動き出すプロジェクトですが、白書制作はかなり大変なプロジェクトになるのは間違いありません。ただ、この制作プロセスはなかなか面白いコンテンツになるんじゃないかとも思うのです。
どうやって人を集めるのか、資金はどうするのか、調査の内容は? データはどうやって収集してまとめるの? 執筆はどう進めるの?
色んなことが壁として立ちふさがり、そのたびに嫌になっちゃうんだと思います(苦笑)
そういうプロセスってリアルタイムで公開することってまずないけど、だからこそ面白いんじゃないかと。
そこで、noteのメンバーシップを使って、この制作プロセスを公開するクラウドファンディングを開始しました!
このメンバーシップでは、
・月3〜4回、白書制作の進捗を公開
・生原稿がリアルタイムで読める(原稿執筆はメンバー限定のnoteで行います)
というリターンがついています。また、力を借りたいときなど、メンバーシップに声をかけさせてもらうこともあると思います。
長期のプロジェクトになりそうですが、よかったらぜひ応援サポートをお願いします!